ここは、リゾート

都会に限らず、忙しい時間を過ごしている人にとっては、どこであっても、何もすることがない、一人きりの自由な時間そのものがリゾートです。ぼく自身にもそういう経験がありました。

営業職で多忙だった頃

鳥取にいても、ある会社に勤めていたとき、早朝から深夜まで連日働く日々がありました。

ふつうは社長のお供で出張というと、みんな嫌がるんですが、ぼくは、情報処理に詳しく、どこへ行っても、誰が相手でも物怖じしないで、すぐに打ち解ける(要は能天気な)性格もあって、ご指名をいただくことが多くありました。

そういうときは、出張先の都会が、ぼくにとってはリゾートになります。一日の仕事を終えて、ホテルに帰ると、社長と離れてシングルルームですから、ホテルでゆっくりするときもあれば、外に飲みに行ったりもします。

それでも、社長が夜の接待を受けるときには、渋々ついていきますが、そこでも同じような相手を見つけて、情報交換と称して、社長と離れて二次会についていきます。

どのタイミングでどれくらいの支払いをしないといけないんだろう。というようなことを考えると、どこにも行けなくなります。今思えば、いつもなんとかなると思っていたんだと思います。実際困った記憶はないし、なんとかなるもんです。

鳥取は、リゾートもしくは天国

今はどこにも所属していない自営業・自由業ですし、鳥取は生活そのものがリゾートです。

若い頃は、常に「何もない。」と嘆いていたと思います。鳥取というところは、ショッピングを楽しむのにも場所が限られる。友だちと遊ぶ場所もない。夜出かけても、お店は早く閉まるし、タクシーは呼ばないとつかまらない。何より、一歩外に出ると、静かすぎる。

そう思っていました。

そう言いつつ、若い頃にも、この静けさに無意識でホッとしていたことを思い出します。

なんにしても、バランスです。

陰があれば陽がある。何より、鳥取には表情豊かな自然がある。

鳥取はバランスがいいところだと思う。

ネット社会は、移動しない。今いる場所がリゾート

そう思えるようになったのも、ネットの影響が大きいかな。ネットがあれば、都会に行く必要はないわけです。この1年半の中で、その恩恵をたっぷり受けた方もいると思います。

もう、みんな理解したと思います。

これから、豊かな社会が生まれます。

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