ファイブジーは安い

 スマホの5Gの「G」というのは、「世代(Generation)」の意味で、第5世代の移動体通信ネットワークに対応しているという意味です。

 第5世代というからには、第1世代から第4世代があったわけです。今はなんでもデジタルですが、第1世代は、80年代アナログの時代です。スマホはまだ登場していませんし、携帯電話も持っている人は稀な時代でした。ぼくは東京でアパート暮らし、黒電話を使っていました。

 アナログの第1世代からデジタルの第2世代に世界が移行しつつある頃、日本では、PHSが普及していました。そのため、遅れて普及した第2世代を第3世代の先取りというイメージで、2.5世代と言っていました。KDDIのcdmaOneなどがそうでした。

 2000年に世界標準の規格が初めて採用されて第3世代になりました。2003年に登場したINFOBARニシキゴイをぼくも使っていました。

 第4世代、スマホが日本に登場するのは、2007年のiPhone、2008年のAndroidからで、その後第4世代が長く続きます。iPhone、Androidスマホが登場して移行も、日本では従来の携帯電話が最近まで使われ続け「ガラケー」という言葉が生まれます。

 この数年、4Gから5Gへと、人々の感覚では、時代がいきなり変わったように感じていると思いますが、ここまで10年以上かかっています。実際に世界から見れば、日本での普及はかなりゆっくりしているように見えます。おそらく、衛星通信を利用した第6世代は、もうすぐやってくると思います。

 世代交代の過渡期には、電話料金の格安プランというのが登場します。旧世代の通信を利用するだけなら安くなるというプランです。これは、新しい世代との違いがありまないときには、メリットがあります。でもどうでしょうか。第4世代と第5世代とでは、通信速度がかなり変わります。プランによっては、使用量に応じて追加料金が加算される場合もあります。それに、現在のスマホはほとんど5G対応です。それをわざわざ4Gで使うメリットがあるでしょうか。

 もし、その辺よくわからないなぁという方がおられましたら、ご遠慮なくパソコン教室のエフセブンまでメールでもお問い合わせください。

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