インフラとしての道路、そしてクルマ社会の未来
新型コロナによって、移動しない、接触しないことが求められ、その仕事、生活スタイルが可能だということが、わかりました。
そうなると、道路って、どんどん整備されていて、新しく作られているけれど、どうなるんでしょうか。もしかしたら、50年後には、今ある道路という道路が廃墟になっているかも知れないのです。それこそ、50年くらい前に見たアメリカ西部劇映画の「ゴーストタウン」の風景が日本でも見られるかも知れません。
ありえないと思いますか?
でも実際に、日本で、明治以前に利用していた道路は、馬や駕籠、歩行者のための道路であり、その道路と、河川や水路は、現代では、古代の遺跡のように歴史的価値が認められるわけでもなく、ほとんどが消えていて、当時の地図の上だけに残っています。
現代の日本で行われている道路などの整備事業は、区画整理での付替えと拡幅、電気・水道など地下の工事によるものがほとんどです。
道路の利用の仕方、生活スタイルが変われば、当然、その整備事業も変わっていくものです。
今こそ、思い込みの重い扉を開きましょう。新しい未来を受け取りましょう。