個人情報は、もっと守られないといけんね。
ぼくが自分のことをオープンにできるのは、自分がある程度年齢の高い男性で、オープンにすることで社会に働きかけたいと思っているからであって、その点では、さまざまな情報が拡大している現代社会は、ぼくにとって、ウェルカムな状況です。
だけれど、犯罪被害者とか、更生をしようとする方、重い病気の方、障害のある方、マイノリティーの方々とか、そもそも社会の扉が閉ざされていると感じている方々にとって、個人情報というのは、自分を守る鍵のようなものです。
ぼくにとっても、リスクはないわけではありません。親しい関係でも、誤解は生じる危険があるわけで、それがオープンになるとなると、尾ひれがついて、どんどん拡大する恐れがあります。
既に著名になっている方などは、いったん社会の論調に火がつくと、攻撃の対象になってしまうというシーンを幾度となく目にしています。そのことで、命を落としてしまう不幸なことも現実に起きています。
今後、情報が活用されることで、情報社会は発展、拡大していきます。そのことが避けられないとしたら、やはり、個人情報をどう守っていくべきかというのは、今この社会の中で情報発信をしているぼくも、絶対に考えないといけないことだろうなと思っています。
たとえば、ハンドルネームというネット上での名前があります。著名人、芸能人でいえば、芸名ということになるでしょうか。これをごく普通の方も社会的にも権利として認めていくというようなことも考えられるのではないでしょうか。そのためには、ハンドルネームが偽名として、犯罪に使われる危険を排除していく必要はあるわけです。
ふと、思いついたことを書いてみました。どうでしょうか。