MuseScoreで使われるコード記号のフォントについて、考察中。

シャープやフラット記号が離れてしまう

Windows版のMuseScoreで、標準で使われるコード記号のフォント「Edwin(エドウィン)」は、バランスのいいフォントだ。ただ、少し線が細いのと、シャープ(♯)やフラット(♭)が、細く小さいため、もっとくっきりと見やすいフォントがないだろうかと、探してみた。

他の多くのフォントだと、コードシンボルの大文字のアルファベット(C, D, E…)の隣につくシャープ(♯)、フラット(♭)が離れてしまうものや、アルファベットと記号のウェイト(太さ)がちぐはぐなものも多い。これは、もともと記号のフォントがなくて、代用されているために起こる。

何か、Edwinの他に使えるフォントがないものだろうか。

Bravura Text

weblio(英和辞典・和英辞典)で調べてみると(bravuraの意味・使い方・読み方-Weblio英和辞書)、主な意味は「(音楽・劇で)大胆で華麗な演奏」とある。また、行進曲ブラヴーラ(Bravura)という曲も見つかった。たしかに、聞いたことがある演奏だ。

Campania

イタリアの南部にある都市ナポリがある州の名前が、カンパニアだ。ここも音楽と関わりの深い都市なので、バランスのいいフォントだ。セリフのある細い書体なので、デザイン的にはいいし、楽譜をコンパクトに見せたいときには使える。

Edwin

これが、Windows版のMuseScore(検証したのは、OS: Windows 10 (10.0), Arch.: x86_64, MuseScore version (64-bit): 3.6.1.515740707, revision: github-musescore-musescore-d0fc8e9)で標準に使われているコード記号のデフォルトのフォントだ。

エドウィンというと、日本ではジーンズのメーカーの名前で有名だけど、もともとは欧米でよく使われている男性の名前だ。

FreeSans

Web上のサイトfont2uで無料で配布されているサンセリフ体のフォント。これも、いいと思う。

FreeSerif

同じく無料のセリフ体のフォント。Edwinとよく似ている。

日本語のフォント

HGとか創英などの日本語フォントは、文書用にデザインされているので、アルファベットと記号との組み合わせは、バランスが悪いフォントになります。使用目的の違いなので、これはやむを得ません。

Leland Text

見た目がちょっと窮屈そうですが、今回の目的、アルファベットと記号が離れすぎないフォントには含まれます。

Malgun Gothic

これは、ハングルで使われている書体です。ベースラインがはっきりしていて、フォントボディも大きめで、まあまあ見やすいかなと思います。

MS Reference Sans Serif

これは、フォントボディが横に広がりすぎている感じがします。

MuseJazz Text

これは、MuseScoreのジャズコードで使われているフォントです。

Petaluma Script

アメリカ・カリフォルニア州の都市の名前(ペタルーマ)が付けられたフォントです。カリグラフィーっぽいフォントです。

Petaluma Text

これは、どちらかといえば、MuseJazz Textに近い感じがします。記号のつく位置がベースライン寄り。MuseJazz Textでは、記号が上過ぎると感じるときには、代用できそうです。

Segoe UI Symbol

シーゴーと読むそうです。マイクロソフト社がWindows10のために開発したフォントで、システムの表示に使われているようです。確かにどこかで見たような感じはします。

以上12書体

ぼくの今使っているパソコンで、コード表記に使えそうな書体をEdwinを含めて12書体選んでみた。これは、環境が違うと、使えない書体もあると思う。あまり特殊なフォントを使うと、せっかくレイアウトした楽譜が、フォントのせいで、小節線の位置でずれてしまうということも起きる可能性がある。

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