エフセブンのギター初心者講座

これから書くことは、ギターの初心者の方にとって、いろいろと、目からうろこポイントがあると思います。

たとえば、ぼくは、ギターを弾くには、コードを押さえる左手の筋力を鍛えないといけないと思い込んでいて時期があったわけです。そのため、握力アップのためのハンドグリップを握ったりとか、クルミを2つ左手の手のひらの中で回してカリカリやってたりしたんです。

肘から小指を中心に絞る筋肉を使って握り、指先はむしろ、力を抜く

この説明だけだとちょっとわかりにくいですね。指先は力ではなく、角度、カタチです。小指を通る筋は、手を握るときにほとんど収縮しません。その小指を中心とした筋肉は、肘から伸びています。ですから、曲げる方向が大事っていうことですね。

ロボットの手、あるいは義手を思い浮かべてください。手首から、ではなく、肘の根元からパイプが伸びていて、指先に向けて順番に収縮していくカンジです。

リズムは、呼吸が最大のポイント

スポーツをやっている方ならわかると思いますが、息を止めてしまうと、動きが固くなります。息を止めていいのは、相撲やレスリング、ウェイトリフティングのように、全身の力をためて「いきむ」ことを要求されるスポーツの場合です。

リズムが重要な要素となる場面では、呼吸にもリズムが要求されます。

ここで注意が必要なのは、Aさんにとって有効な呼吸が、Bさんには合わない場合があるということです。

弾き語りのように、歌を歌いながらギターを弾く場合は、歌に合わせた呼吸になりますし、歌を歌わない場合は、弾き方に合わせた呼吸になっていいということです。ただし、歌い手が別の人である場合は、歌に合わせた呼吸も考慮すべきです。どの場合であっても、ギターを弾くときには、息を止める場面はほとんどありません。

でも、ついストロークに夢中になって、息を止めている方も見られます。

単に吸う、吐くだけでなく、どんなふうに呼吸をするのかを、少し考えるだけで、ギターは上達します。

左手の親指はしっぽ

動物のシッポは、バランサーの役割があります。飛行機やヘリコプターの尾翼もそうですね。ギターのコードを弾く方の左手の親指は、自由に動く必要があるので、力任せに握ってしまうと、バランスがとれません。

指弾きのアポヤンド、アルアレイは必須です

クラシックギターでは、基本の段階で、まずアポヤンド奏法を身につけます。弦の振動がボディ表面と平行になることで、豊かな響きが得られます。この奏法を身につけたあとで、アルアレイ奏法を練習します。単に弾き方の違いだけでなく、弦の振動の違いにより、響きが変わることを理解できるからです。この違いが理解できないと、アルペジオで思い通りの響きが得られないことに悩まされることになります。

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