今後10年間に起こることを大胆に予測します


 主にコンピュータ、インターネットに関連することを中心に、今後10年の間に、こんなことが起こるんじゃないか、ということを予測してみたいと思います。

1.非接触メディア端末が増えます

 ここ数年の新型コロナによる世界的なパンデミックの影響で、人の移動が制限され、ZOOMに代表されるネット上でのコミュニケーションが一気に普及しました。

 日本では、飲食店のテーブルは、定期的に除菌され清潔です。公共の施設や人が多く出入りする店舗等では、自動ドア、検温、手指消毒の設備が当たり前になりました。

 このように「なるべく触れる必要がなければ触れない。」ことが求められる社会になりました。今後、新型コロナウイルスに対する警戒が緩んでも、この習慣がもとに戻ることはないだろうと考えます。

ATM、自動販売機等は、ボタンに触れなくても操作できるようになります

 ATMや自動販売機では、入れ代わり立ち代わり、様々な人がボタンに触れています。定期的に除菌されているかどうか、疑わしい状況です。

 将来は、QRコードが表示され、スマートフォンで読み込むと、すべての操作をスマートフォンででき、自動販売機では、支払いも完了します。これは、一連のシステムとQRコードだけあれば現在でも可能なため、一気に普及するでしょう。

 視覚障害のある方等、希望する方には、スマートフォンに登録された音声信号を機器が読み取り、音声によるガイダンスを受けることができます。

ICチップが人体に埋め込まれます

 もう既に実用化されているのに、一向に普及しないのは、異物を人体に埋め込むのは、なんとなく痛そうだし、根強い抵抗感があるからです。

 ICチップを埋め込むのではなく、たとえば耳たぶの後ろなどの皮膚に貼ることで、1週間程度で皮膚と同化して容易にはがせなくなるものができると予想します。

 ICチップには、マイナンバーカードに登録された内容が書き込まれ、指紋や虹彩などの生体認証と組み合わせて使われます。

 その結果、あらゆる場面で必要になるアカウント登録とパスワード認証が不要になります。

 違法な使用ができないように、生体反応が失われると、使用できません。

2.スマートデバイスが普及します

 スマートデバイスと言われるスマートスピーカーやスマートフォンと連携したデバイス機器は、私の周りでは普及が伸び悩んでいるように感じますが、どうでしょうか。

 スマートデバイスの問題点としては、

  1. 高価で、常時電源供給が必要なこと
  2. 接続して連携しないと、使えないこと
  3. 様々な方式が乱立していて、統一されていないこと
  4. 動作させるために「声」を使う方式が多いこと

 などの理由が挙げられます。

 この中で、4番の「声」による操作というのは、便利な反面、使う場面が限られます。これにAIによる自動制御と、ジェスチャーによる操作が加わることで、規格が統一され、一気に普及する可能性があります。

 人間は、社会性を持った生き物です。多くの方が不特定多数の人と常に接しているとストレスを感じます。スマホが普及し、SNSやネットワークが普及することによって、ストレスを感じている人は、相当数に上るものと思われます。

3.電動ドローンで人が空中を移動します

 だんだんクルマに乗る人が減っていきます。人が乗れる電動ドローンが実用化されると、一気に普及します。自動操縦や高度を一定に保ったり、衝突を避けるセンサーが装備されます。予想に反して、転落や衝突等の事故はまったく起こらないでしょう。

4.動物と会話ができるようになります

 翻訳機の開発が進み、ポケットに入るサイズになります。外国語を学ぶ必要がなくなります。その後、犬や猫、馬など、動物の一部との会話ができるようになります。

5.AIアンドロイドが介護をします

 人間と同じ大きさ、見た目のアンドロイドだけでなく、非常に小さな虫のようなアンドロイドや、人を乗せて運べるクルマに代わる大きなアンドロイドが作られます。日常の生活の中でも、いろんな大きさのAIアンドロイドが身近になるでしょう。

6.ベーシックインカムが日本で導入されます

 働き方が根本から変わるので、基本給や最低賃金という考え方が消えるでしょう。その代わり、生活に必要な資金をベーシックインカムという形で得られるようになると思います。

7.個人が通貨を発行できるようになります

 手続きを経て、認可されれば、誰でも個人が一時的な通貨を期限付きで発行できます。

8.地球の核に到達する地底都市が生まれます

 地底都市が生まれ、多くの人が移住します。国籍は持っても持たなくても良く、ほとんどの人が無国籍を選びます。

9.メールのやり取りが行われなくなります

 SNSが高度に発達し、メールの認証に代わり、トークンや、生体認証が一般化されるため、(アットマーク)にドメイン名がついたメールアドレスを使う必要がなくなります。

 本人確認など、メール認証がどうしても必要な場合は、48時間で使用できなくなるワンタイム(1回限り)のアドレスが発行されます。

10.メタバースでは、死者が復活します

 現在もログインユーザーが亡くなっても、SNSではアカウントが停止されていません。ただ、ログインしないと更新されないため、自然消滅してしまいます。

 それまでの発言内容等のデータがじゅうぶんに残されている場合は、AIが本人として、発信を続けることができます。これは、生前本人が希望していた場合に限られますし、遺族が希望すれば、停止されます。

 例えば、亡くなったことを知らないで、アドレスが登録されている知人がメッセージを送った場合、AIが一度だけ本人が亡くなったことを伝えた上で、コミュニケーションを可能な限り続けます。

11.くるくると丸められるディスプレイが登場します

 ディスプレイは、折りたたんだり、くるくると丸めることができます。テーブルの上に広げたり、壁に貼ったり、スタンドに立てて使います。空中に浮かぶ文字盤を操作して、パソコンやスマホのディスプレイにも使うことができます。

12.有機的な素材で作られた乗り物に乗るようになります

 人間は、自然と相反するものを人工物として作り続けてきました。その反動で、生物に近い素材で乗り物や家具が作られるようになります。