「カミサマ」ありがとう エッセイ

「カミサマ」ありがとう

古い書類などの紙(かみ)を処分するときに、ぼくは、ビリビリに破りながら、心からありがとうを言う。 「捨てる」のではなく、ぼくの外の世界に「返す」という感覚だ。 紙そのものは、古代から、情報を残して、伝えるものとして発明された。 古代では、情報を残し、伝えるために、木や布に文字を書き、石に文字を刻んで…