世界が変わるとき
ほんの20年くらい前、21世紀に変わるころ・・・。
「ネットでこんなことができるよ~。」と言っても、あまり見向きもされませんでした。
その頃は、Windows95からWindowsMe/2000に変わり始めて、インターネットも注目されはじめたころ。
企業がホームページでぽつりぽつりPRするのを見かけたりもしていました。
日本では、まだネットの速度がめちゃめちゃ遅くて、事務所内でパソコン同士がLANにつながっていても、メールの送受信のときだけインターネットに接続するといった、今思えば、マジ?って思えるような、そんな状況でした。
当時多くの事務所のデスクに、でーんと置いてあったのは、ワープロ専用機でしたね。
「あった、あった!!」と思い出す人もいるでしょう。実際に使っていた方も。
iPhone、スマホの登場
初代iPhoneはネットワークバンドの違いから日本では発売されず、2008年に2代目のiPhone 3Gが日本で発売されました。当時は、iPodに携帯機能がついた高価なおもちゃ、といったとらえ方をする方もいたと思います(主観)。
スマホがどんどん普及してきたけど、日本ではつい最近までガラケー派がたくさんおられました。
「携帯(スマホ)であれができる、これができるって言われても、使い方がわからない。」
誰もが、そう言っていたと思います。
ガラッと状況が変わってきたのが、新型コロナ騒動以後です。
多くのことが「出かけないで」「接触を避けて」行われるようになりました。
そうなると、書類のやり取りをしていたことが嘘のように消えていきました。
「郵送で書類を送るくらいなら、スマホでできるようにしてほしい。」
だんだんとそう変わり始めました。
流れは変えらない
この流れは、今後加速することはあっても、変わることはないでしょう。
時代を川の流れに例えると、目の前に急流があるように感じている方も多いでしょう。
そこに、そのまま飛び込まないといけないということは、ありません。
これまでは、「いかだ」のような船しかなかったけれど、今では、急流にも安心して乗れる船が登場したのです。
インターネットやスマホ、パソコンが現代の船です。
安心して、川の流れを楽しみましょう。